こんにちはYAMAです!
今回は3Dペンを使った簡単な作品の作り方を紹介していきます!
3Dペン作品を作る上で、まずは一番の基礎となる平面的な作品の作り方に絞って今回は解説していきます。
初心者の方でも簡単にできる平面的な作品から、まずは手慣らしに練習してみましょう!
ちなみにYAMAも最初は平面作品から練習をスタートさせました◎
「3Dペンを始めたいけど作品作るのが難しそう・・・」
「3Dペンを買ったはいいけど何から始めればいいか解らない・・・汗」
「3Dペンでの作品作りを基礎から知りたい!」
なんて考えている方々にも読んでいただけたらなと思います◎
立体作品の作り方に関してはまた別の記事で詳しく解説していきますね。
動画の解説もあります◎
contents
3Dペンの使い方
3Dペンの基本的な使い方に関してはこちらの記事で解説しています◎
MYNT3Dプリンティング3Dペンの使い方!初心者向けに詳しく解説
YAMAが使用している3Dペンはこちら!今回もこちらを使って作品を作っていきます!
3Dペンなのに平面作品から始める意味
この記事を読んで「せっかく3Dペン使うのに、なんでわざわざ平面作品作るの〜〜??」って疑問に思うかもしれませんが、ちゃんと意味があります。
広告やパッケージには「空中に絵が描ける」みたいな表現が使われていることが多い3Dペンですが、実際には空中に絵を自由自在に描くには相当なスキルがないと無理です。汗
もちろん本当に簡単に空中に線を書いたりはできますが、造形のレベルまで作り込むのは至難の技です。
3Dペンの作品作りは、基本的に平面で描いて作ったパーツを立体に組んでいくといったプロセスを経ることがほとんどです。そのため、まずは平面的な作品を作れるスキルが重要になってきます。
3Dペン作品作りの基礎として、まずは平面作品を作れることがとても大切というわけなんです。
なので今回は3Dペン作品作りの第一歩【基礎編】として平面作品の作り方を紹介しています。
次回は簡単な立体作品の作り方も紹介していくので、興味あれば読んでみてください◎
用意するもの
初心者の方の場合だと道具も揃っていないことが多いので、身近にあるものでまずは作品作りをスタートさせればいいと思います。
なので今回はあえて、用意するものもシンプルにいきます!笑
というわけで用意するものは以下6点
・3Dペン
・フィラメント
・ハサミ(フィラメントを切る用)
・コピー用紙(下絵を描くために利用。今回はA4サイズを使用。なければ他の紙でもOK)
・ペン(今回はマジックペンを使用。紙に絵柄を下書きする用)
・下敷き(今回はカッターマットを利用。厚紙や硬めの段ボールでもOK)
・トレーシングペーパー(なくてもOK。あると便利。文房具屋さんとかで売っています)
簡単な作品を作る場合や、基礎的な練習をする段階ではこれだけあれば十分です◎
3Dペンに慣れてきたら色々と揃えればOK!
3Dペン作品を作るうえであると便利な道具やグッズも今後紹介していきますのでお楽しみにどうぞ◎
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下絵について
今回は、身近にあるものでひとまず簡単に作品を作ってみること&練習がコンセプトなので、コピー用紙を使っていきます。
コピー用紙は3Dペンのフィラメント乗りも良いため初心者さんが使うにはおすすめです◎
しかしコピー用紙は作品を剥がすときに、作品に紙の一部が剥がれてくっついてしまうのがデメリットな部分です。
まずは気軽に3Dペンでの作品作りを楽しんでいただくために、このような手法をとってることをご了承ください。
ポイント
もし紙がくっつくのが嫌な場合は、下絵の上にトレーシングペーパーを用意してください◎
下絵の紙の上に重ねてマスキングテープで留めてから作業すると紙にくっ付かず簡単に剥がせます◎
↓こんな感じ
下敷きについて
3Dペンの作品を作るにあたって下敷きは欠かせません。
下敷きなしに、直接テーブルなどで3Dペンを使ってしまうとテーブルに跡がついてしまったり、フィラメントがくっ付いて汚してしまいます。ですので作品を作るときは必ず下敷きを使いましょう!
机に厚紙やカッターマットなどを1枚敷いて、その上に下書きをした紙などを載せて作業するとより安心です。
今後ガッツリと作品を制作していきたい方達のためにも、おすすめの下敷きに関する記事も書いていきますので少々お待ちくださいね!
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平面作品の作り方
ではここから作品作りに取り掛かっていきましょう!
手順はこんな感じ_!
1、下絵を描く
2、3Dペンで下絵の縁をなぞる
3、縁の内側を埋めていく
4、紙(下敷き)から剥がして出来上がり
作品を作る工程は、当記事の最後の方に動画解説も掲載しているので、ご覧ください◎
下絵を描く
まずはコピー用紙にペンで下絵を書いていきましょう!
とりあえず今回は、シンプル目にしてみました!
絵心はこんな感じのレベルでも大丈夫です。笑
「下絵を描くのが苦手!」ってひとは、ネットから簡単な塗り絵とかの絵をダウンロードして紙にプリントアウトすると楽です◎
3Dペンで下絵の縁をなぞる
下絵が完成したら、ついに3Dペンの登場です!
下絵の縁の線をなぞっていきましょう。
フィラメントはPLAを使い、設定温度は180度◎
今回は、解説でわかりやすいように赤のフィラメントを使ってみました。
こんな感じで下書きをなぞっていきます。最初のうちは遅めのスピードでやると比較的簡単です。
↓特に細かい部分を描くときは、フィラメントの排出スピードをゆっくりにしてやるとうまく出来ます。
はじめのうちは、なぞる作業も少し難しいかもしれません。
何回か練習していると3Dペンのクセに慣れてくるので、上手くできるようになるかと思います。
もうこの時点で簡単な3Dペン作品はある程度完成です◎
・・・しかし、「これだけじゃ物足りない!」って人が大半なはず。笑
というわけで、剥がさずにこのまま次に縁の内側を埋めてもう少し作品性を上げていきましょう!
縁の内側を埋めていく
というわけで縁の内側も埋めていきます。塗り絵のような要領でやっていけばOK。
フィラメントの色を変えて、縁とは違う色で試してみましょう。
縁の方からなぞるように徐々に埋めていくと綺麗にできます◎
↓最終的にこんな感じで内側を埋めてみました。ノリは塗り絵と一緒です◎
面積が広い部分は比較的簡単ですが、細かい部分は少々慣れが必要です。
細かい部分は、フィラメントの排出スピードを遅くして作業すると比較的簡単に出来ます◎
しかし我ながら変なキャラクターができたもんだw
紙から剥がして出来上がり
作品が冷えて固まったら、紙から慎重に剥がしていきましょう!
今回は、下書きにコピー用紙を使ったので、作品に紙の一部がくっついてしまいました。(予想通り・・・)
↓裏返すとこんな感じ
くっついてしまった紙は、優しく水洗いすれば綺麗に落ちます◎
洗うときに熱いお湯に浸けてしまうと作品が歪んでしまうことがあるので注意してください。
トレーシングペーパーを使った場合
トレーシングペーパーを下絵の上に載せて作業をすると、ほとんどくっつくことなく綺麗に剥がせます◎
↓洗ったらある程度綺麗になります
これで3Dペンの平面作品が完成です!
平面作品を作る工程の【動画解説】はこちら
上記で解説しただけだと伝わりにくい部分も多いので、作品を作る工程を動画でより詳しく解説しています◎
立体作品の作り方
次回は簡単な立体作品の作り方を紹介していきます◎
3Dペンで立体的な作品の作り方やコツを紹介!【初心者向け基礎編】
まとめ:まずは平面作品で3Dペンに慣れよう!
今回は3Dペン作品の第一歩として、平面的な作品の簡単な作り方を解説していきました!
まずは平面的なものを作り慣れていきましょう!そうすることで立体作品を作るときの幅も大きく広がります◎
はじめのうちは、3Dペンのクセになれるまで少し苦労するかと思いますが、やっていればどんどん慣れて使いこなせるようになってきます。
その過程も楽しんで作品作りをやってみてください◎
最後まで読んでいただきありがとうございました!